【特集】動物実験代替法の今後
化粧品では原料も含めて動物実験全廃が完了しており、医薬部外品の承認申請でも動物実験代替法の利用が進んできています。しかし国内外ともにまだ動物実験を必要とする手続きが一部に残ってもいます。本特集では、国内外含めて動物実験代替に関する歴史から、事例紹介、今後の課題まで幅広く整理します。
PDF化粧品では原料も含めて動物実験全廃が完了しており、医薬部外品の承認申請でも動物実験代替法の利用が進んできています。しかし国内外ともにまだ動物実験を必要とする手続きが一部に残ってもいます。本特集では、国内外含めて動物実験代替に関する歴史から、事例紹介、今後の課題まで幅広く整理します。
PDF“シミ”予防のいわゆる美白化粧品(医薬部外品)の有効成分を開発する研究の歴史は長きにわたります。1980年代後半まではビタミンC誘導体とプラセンタエキスが主な美白剤(メラニン生成抑制剤)でしたが、‘80年代末にコウジ酸とアルブチンの新規有効成分の承認を皮切りに、種々のメカニズムに基づく“シミ予防剤”が各社独自の研究活動により開発されてきました。かつては日本国内の研究者からの発信が多かった美白・メラニン研究は、ここ10年以上前より韓国や中国などから優れたメラニン関連の論文が多数発表されるようになっています。本特集では、シミの原因メラニン色素に関する主な研究分野のトピックスを集め、近年注目度の高い“真皮”と“シミ”に関する研究テーマについてもそれぞれのエキスパートに分担執筆していただきます。
PDFCHANEL R&I 化粧品研究所/日光ケミカルズ
原田 康子・宮本 雅義/清水 健司・枝 雄二
PDF近年、世界的な紫外線ケアに対する意識の高まりから日本だけでなく海外においてもサンスクリーン剤の開発案件が増えており、より高い機能性と安全性が求められています。紫外線防御能を向上させるには酸化チタンや酸化亜鉛(紫外線散乱剤)の分散性向上や、効果の高い紫外線吸収剤を用いることが効果的ですが、製剤安定性の観点から多くの化粧品メーカーが処方設計に苦労しており、新規素材の探索や技術開発に取り組んでいます。今回の特集ではサンスクリーン剤の新規素材・処方技術の開発動向についてまとめています。
PDF株式会社資生堂 みらい開発研究所、日本化粧品工業会フォトプロテクション部会/日本化粧品工業会
藤原 留美子/辰広 幸哉
PDF日本ロレアル株式会社 リサーチ&イノベーションセンター スキンケア 応用開発領域研究所/日本ロレアル株式会社 リサーチ&イノベーションセンター 先端研究部門
小池 徹、菅 友美/五十島 健史、浅沼 秀彦、河西 毅彦
PDFBASFジャパン株式会社ケア・ケミカルズ事業部 パーソナル ケアソリューションズ/BASF SE/BASF Grenzach GmbH
Kristian Ray Angelo G. Are、正木 功一/Sascha Pawlowski/Stanislaw Krus
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