【特集】美白・シミ予防研究の最新トレンド
“シミ”予防のいわゆる美白化粧品(医薬部外品)の有効成分を開発する研究の歴史は長きにわたります。1980年代後半まではビタミンC誘導体とプラセンタエキスが主な美白剤(メラニン生成抑制剤)でしたが、‘80年代末にコウジ酸とアルブチンの新規有効成分の承認を皮切りに、種々のメカニズムに基づく“シミ予防剤”が各社独自の研究活動により開発されてきました。かつては日本国内の研究者からの発信が多かった美白・メラニン研究は、ここ10年以上前より韓国や中国などから優れたメラニン関連の論文が多数発表されるようになっています。本特集では、シミの原因メラニン色素に関する主な研究分野のトピックスを集め、近年注目度の高い“真皮”と“シミ”に関する研究テーマについてもそれぞれのエキスパートに分担執筆していただきます。
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