ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:釘丸和也)の “me-fullness(ミーフルネス)”プロジェクトが、2021年6月28日、経済産業省 令和3年度「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」における補助事業として採択されました※2
 当社グループでは、先端技術・サービスによるQOL向上を重要課題に掲げています。今後も、持続可能な社会づくりと事業成長の両立を目指して技術開発に取り組んでいきます。

※1  フェムテック (FemTech) とは、Female (女性) と Technology (テクノロジー) をかけあわせた造語。女性が抱える課題をテクノロジーで解決する製品やサービスのこと。
※2  公募結果について https://www.pwc.com/jp/ja/news-room/femtech-public-offer210628.html 

本補助金について

 フェムテックなどの製品・サービスを活用し企業・医療機関・自治体などが実施するウェルビーイング実現に向けた実証事業※3について、その経費の一部を補助するため経済産業省が交付するものです。補助事業者の審査は経済産業省が設置する外部有識者による審査委員会において行われ、応募総数81事業中20事業が採択されました。

※3  妊娠・出産などのライフイベントと仕事の両立やヘルスリテラシーの向上など

【採択内容】 

 日常生活の中で簡便に自身の疲労度・ストレスレベルを可視化し、リアルタイムで感覚刺激を通じた解決を行うアプリme-fullnessによる、働く女性の疲労・ストレス緩和ソリューションの実証事業

≪経済産業省 担当者様のコメント≫
 経済産業省では、フェムテック等を活用し、働く女性の健康をサポートし就業継続を支えるしくみ作りを促進するため、今年度から「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」をスタートし、支援しています。“me-fullness”プロジェクトを通じて、個人の心と体の状態を理解し、セルフケアを導き、well-being(ウェルビーイング)が実現されていくことを期待しています。

“me-fullness”プロジェクトとフェムテックへの応用について  

 本プロジェクトは、ポーラ化成工業フロンティアリサーチセンターの技術を活用してウェルビーイングの実現と化粧品の枠を超えた事業化を目指す取り組み※4で、その第一弾としてスマートフォン向けアプリを開発しています(図1)。このアプリは、自身の疲労・ストレス状態を分析し、シームレスに「ありたい状態」へ切り替えるきっかけを提供するもので、さまざまな応用が可能です。応用先の一つとして、女性特有の課題解決を目指すフェムテック事業での実証を始めます。

 ※4 「ポーラ化成、ウェルネステックプロジェクト“me-fullness”をスタート」(2021年7月2日)http://www.pola-rm.co.jp/pdf/release_20210702.pdf 
me-fullness 公式HP   https://me-fullness.com/  
YouTube  https://youtu.be/4Fdf6sYVXm8

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