1.台湾新北市、食品594 件・化粧品267 件等の誇大広告を摘発

 新北市は、2026 年3 月10 日に、2025 年に摘発した違反製品の統計データを公表しました。 2025 年管轄内で摘発した違反製品は計885 件(食品・化粧品の他、一般製品等を含む)、罰金総額が6000 万台湾ドル(約3 億円)を超えたと発表しました。

2.台湾で誇大広告違反となった製品

 品目別では食品が594 件(67%)で最多。化粧品203 件(23%)、薬品・医療機器73 件(8%)、一般製品15 件(2%)と続く。掲載媒体別では、インターネット経由が807 件(91%)と大半を占めた。SNS の普及により、ネット上の違反広告の割合が押し上げられています。

3.罰金額上位5社

  • 歐瑞生醫科技有限公司(累計240.8 万元):蔓越莓サプリで泌尿器系への効能を謳う広告を掲載
  • 個人事業者・游○敏(累計198 万元):「幾丁聚醣」食品で高血圧・高脂血症の改善等を宣称
  • 仁壽藥業有限公司 (累計178.4 万元):「綠沸清」食品で長年の咳を治療できると謳う
  • 華軒國際企業有限公司(累計128 万元):「醣姥壓」食品で糖尿病の改善・処方薬の減薬を示唆
  • 億斯特國際有限公司(累計128 万元):「晶彩新視界膠囊」で白内障・緑内障の改善等を宣称

 いずれも食品や化粧品に医療効果があるかのような誇大・虚偽表現で消費者を誤認させた事例だと判断されています。

4.新北市衛生局の呼びかけ

「食品・化粧品に医療効能はない。」衛生局は消費者に対し、商品を購入する前にしっかり確認するように注意喚起をしています。また、冷静に必要性を考え、製品表示を確認し、医師・薬剤師等の専門家に相談することを改めて呼びかけている。

 業者に対しても、効能訴求・広告を掲載する前に関連法規を十分に確認するよう求めました。

 株式会社ワールドワイド・アイピー・コンサルティングジャパンでは、台湾の規制に基づき食品・化粧品の成分チェック、クレームチェックサービスをご提供するとともに、製品通知や登録手続き、また規制チェック等の専門的なサービスをご提供しています。