2024年10月号
化粧品安全性評価受託試験の動向
| 月号・特集 | Cosmetic Science 2024年10月号 |
|---|---|
| 論文No | 04 |
| 著者所属 | 株式会社マツモト交商 安全性試験部 |
| 著者 | 逸見 敬弘 |
| タイトル | 化粧品安全性評価受託試験の動向 |
| 論文の概要(要約) | 2022年度の国内化粧品市場規模は2兆3,700億円と2年連続で拡大し、これに伴い化粧品安全性評価試験の需要も高まっている。本稿では、受託試験機関の立場から、2022年改訂の「化粧品安全性評価に関する指針2022」を起点として、皮膚一次刺激性代替試験法(OECD TG439)、ヒトパッチテスト、RIPT、目刺激性代替試験(STE法/RhCE法)、スティンギングテスト、ノンコメドジェニックテスト、乳幼児安全性評価試験、経皮吸収試験など、現在実施されている主要な化粧品製剤安全性評価試験の概要と運用上の留意点を解説する。加えてリーブオン/リンスオフ製品の試験適用、陰性対照の設定、判定基準、被験者数設計など受託試験の実務における品質確保のポイントを示し、今後の動向を展望する。 |
| 研究目的 | 化粧品製剤における安全性評価受託試験の現状と実務上の留意点を明らかにすること。 |
| 手法 | 「化粧品安全性評価に関する指針2022」および関連OECDガイドラインを基に、皮膚一次刺激性代替試験、ヒトパッチテスト、RIPT、目刺激性代替試験、スティンギング、ノンコメドジェニックテスト等の試験法を整理解説した。 |
| 主要成果 | 受託試験ではヒトパッチテスト24時間閉塞/被験者20名が主流でRIPTは50名規模、STE法はミネラルオイル等非水溶性物質にも適用可能で、再構築ヒト角膜様上皮モデル法に比してコスト面で有利であること等を示した。 |