2024年10月号
動物実験代替法の歴史
| 月号・特集 | Cosmetic Science 2024年10月号 |
|---|---|
| 論文No | 06 |
| 著者所属 | 山陽小野田市立山口東京理科大学 工学部医薬工学科 |
| 著者 | 小島 肇夫 |
| タイトル | 動物実験代替法の歴史 |
| 論文の概要(要約) | 動物実験代替法はRussellとBurchが1959年に提唱した3Rs(Reduction・Refinement・Replacement)を基盤に発展してきた。本稿ではReplacementに特化し、1990年代の欧米化粧品工業会による大規模バリデーション、1996年OECDのGD No.34制定、ICCVAM・ECVAM・JaCVAM等の各国センター設立とICATMによる国際協調の経緯を辿る。2024年7月時点でヒト健康関連OECD TG76件中31件が代替法として採択された現状を踏まえ、EUの化粧品動物実験禁止やICHガイドライン、ISO10993までを化粧品・医薬品・医療機器横断で概観する総説である。 |
| 研究目的 | 動物実験代替法の開発・国際公定化の歴史とその現状・今後の動向を明らかにすること。 |
| 手法 | 3Rs提唱以降の代替法開発史、OECD・ICATM・各国バリデーションセンターの動向、化粧品・医薬品・医療機器分野のガイドラインを文献的に整理した。 |
| 主要成果 | 2024年7月時点で76のヒト健康関連OECD TGのうち31件が代替法として採択され、57の試験法がバリデートされていること、皮膚感作性のDA(TG497)や眼刺激性のDA(TG467)などDefined Approachが進展していることを示した。 |