2024年10月号

中国化粧品登録届出申請用の効能評価の現場で経験する注意点について

月号・特集 Cosmetic Science 2024年10月号
論文No 08
著者所属 DRC株式会社 技術開発室
著者 本多 達也
タイトル 中国化粧品登録届出申請用の効能評価の現場で経験する注意点について
論文の概要(要約) 中国では2021年に化粧品法規制が全面改定され、NMPA登録届出には「化粧品安全評価技術ガイドライン」等に基づく安全性・効能評価資料の提出が義務付けられた。本稿では2019年に中国浙江大学華南工業技術研究院と合弁で広州市に化粧品評価会社を設立し、CMA認証・NMPA登録届出検査機関認定を取得した著者の経験から、人体効能評価試験・消費者使用試験・毛束試験などの試験法選択、定量的指標や原料効能の訴求、シミ取り美白・抗シワ・敏感肌適用Stingingにおける日中の方法論的差異を具体的に解説する。特に中国の敏感肌適用評価が、連続使用による刺激痛感受性と皮膚バリア機能変化を測定する点で日本のStingingテストと本質的に異なることを論じる。
研究目的 中国NMPA登録届出申請用の化粧品効能評価試験において日本企業が留意すべき法規制と評価方法の相違点を明らかにすること。
手法 中国化粧品法規・ガイドラインと受託試験実績に基づき、効能訴求評価規範に定められた試験方法および日中の評価法を比較分析した。
主要成果 中国における敏感肌適用効能は30名の被験者に4週間製品を使用させ、試験開始前(D0)と4週後(D28)に顔画像・TEWL・乳酸Stingingテスト等を比較評価する方法であり、日本の単回塗布型Stingingテストとは全く異なる枠組みであることを示した。

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