2025年2月号
世界のサンケアトレンドを踏まえたサステナブルなUV防御剤
| 月号・特集 | Cosmetic Science 2025年2月号 |
|---|---|
| 論文No | 07 |
| 著者所属 | BASFジャパン株式会社ケア・ケミカルズ事業部 パーソナル ケアソリューションズ/BASF SE/BASF Grenzach GmbH |
| 著者 | Kristian Ray Angelo G. Are、正木 功一/Sascha Pawlowski/Stanislaw Krus |
| タイトル | 世界のサンケアトレンドを踏まえたサステナブルなUV防御剤 |
| 論文の概要(要約) | サンケア製品は1920年代から発展し、UV-B防御に始まりUV-A防御、光安定性・安全性・広範波長対応の新世代UV防御剤へ進化してきた。近年は環境・倫理に配慮したサステナブル訴求が急速に広がり、2020年の十数%から2024年上期には40%以上へと世界的に急増している。本稿ではEUのREACH規則・CoRAPにおけるOCR・EHS・EHMC・BMDBM・酸化亜鉛・二酸化チタンの慢性水生毒性や内分泌かく乱性の評価動向、米国FDAのGRASE基準、ハワイ・パラオ等の海洋保護規制を整理し、光安定性に優れたEHT・DHHB・BEMT・MBBT・TBPT等の新世代UV防御剤を紹介する、サステナブル製剤開発の総説である。 |
| 研究目的 | 環境・倫理配慮のサステナブル訴求が急増するサンケア市場で、各国規制と安全性評価動向を整理し、これからのUV防御剤設計指針を示す。 |
| 手法 | Mintel GNPDによる2020〜2024年の新製品訴求分析、EU REACH規則・CoRAPの物質評価、米国FDA GRASE基準、海洋保護規制のレビューを行い、BASFが提供する新世代UV防御剤と処方設計ツール(サンスクリーンシミュレーター)を紹介した。 |
| 主要成果 | 環境配慮訴求は2020年の十数%から2024年上期には40%以上に急増し、サンケア製品の5番目に多い訴求項目となった。新世代UV防御剤EHT・DHHB・BEMT・MBBT・TBPTは光安定性と防御効果に優れ、サステナブル処方の中核となる。 |