2026年6月号

ヤギミルク由来細胞外小胞の機能特性と化粧品素材への応用

月号・特集 Cosmetic Science 2026年6月号
論文No 07
著者所属 株式会社ファンケル 総合研究所 
著者 石渡 潮路・當山 亜利沙
タイトル ヤギミルク由来細胞外小胞の機能特性と化粧品素材への応用
論文の概要(要約) ヤギミルク由来細胞外小胞(goat milk-derived EVs:gmEVs)の物性・機能特性を解析し、化粧品素材への応用可能性を示した原著論文である。ヤギミルクからgmEVsを単離し、粒径・タンパク質・miRNAなどの組成を評価。ヒト皮膚細胞におけるバリア機能関連遺伝子発現、保湿関連因子、抗酸化応答への影響を解析し、ヤギ特有の生理活性カーゴが牛乳由来EVsとは異なる作用プロファイルを示すことを明らかにした。
研究目的 ヤギミルク由来細胞外小胞の物性・機能特性を解析し、化粧品素材としての有用性を明らかにすること。
手法 ヤギミルクからの細胞外小胞単離、ナノ粒子トラッキング解析・電子顕微鏡・プロテオミクス・miRNA解析による物性評価、ヒト皮膚細胞での遺伝子発現・抗酸化応答評価。
主要成果 gmEVsはヤギミルク特有のタンパク質・miRNAプロファイルを有し、ヒト皮膚細胞でバリア関連遺伝子発現の上昇、抗酸化応答の活性化が確認された。牛乳由来EVsとは異なる作用特性を示し、新しい化粧品素材としての応用可能性が示される。

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