ロドデノールに学ぶ薬用美白化粧品の安全性と有効性
藤田医科大学 メラニン化学研究所
伊藤 祥輔・若松 一雅
近年、世界的な紫外線ケアに対する意識の高まりから日本だけでなく海外においてもサンスクリーン剤の開発案件が増えており、より高い機能性と安全性が求められています。紫外線防御能を向上させるには酸化チタンや酸化亜鉛(紫外線散乱剤)の分散性向上や、効果の高い紫外線吸収剤を用いることが効果的ですが、製剤安定性の観点から多くの化粧品メーカーが処方設計に苦労しており、新規素材の探索や技術開発に取り組んでいます。今回の特集ではサンスクリーン剤の新規素材・処方技術の開発動向についてまとめています。
人体の一部とはいえ、毛髪は皮膚と違い厳密には生体ではないケラチンなどで構成される構造物であり、染毛剤やパーマ剤といった特殊な成分が使われることも多いことから、皮膚科学とは異なる見地での研究や取り組みが行われています。毛髪保護、修復に注目した毛髪科学の原料と処方技術、評価技術をまとめます。
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